自分で言うのもなんですが、実は…私はとても寛容な人間だと思っている。
エッ?!という声が聞こえてきそうだけど(笑)
確かに言葉をオブラートに包まずストレートに言うもんだから
誤解されているかもだけど、心はすっごく寛容なのだ!と言い切る(笑)

さて、そんな寛容な私が、施設に入所している夫の発熱が原因で
寛容でいられなくなる事件が起こってしまった。

7月のある日、夫が高熱を出した。
コロナは陰性で、発熱の原因は不明のまま数日が過ぎたころ、
夫の見舞いに行ってみると…
肌着が湿るほど汗をかいているのに、真冬用の布団が掛けてある。
しかも室内のエアコンは効いていない!

ちなみに私が発熱したならば、
汗をかけば速攻着替えるし、夏なら夏用の布団を使うし、
厚めの布団ならば、せめて足元だけは涼しくして体温調節をする。

しか~し!夫は冬用布団で汗だくでほったらかしだったのだ!!
ただでさえ高齢者は体温調節が上手くできないはずなのに…だ。

とりあえず近くにいた介護士さんに
「汗をかいているようですが水分補給はちゃんとしてますか?」と尋ねたところ
「一日400㏄は飲んでますよ」と自信満々に答えてきた。

「えええっ?1日たったの400㏄?!」(と心の中で叫ぶ私)

皆さん、ネットで「発熱、高齢者、水分補給」と検索してみて!
通常でも1000㏄は必要で、発熱している高齢者の場合は、
2000㏄くらいの水分補給が必要と書いてあるから!
それがたったの400㏄とは…

さぁ~てその後、私はどうしたでしょう~  (後編)へ続く…