お知らせ
NEWS
2022.11.11
整理整頓からの視点の変化、固定観念からの脱却

我が社では毎朝15分間の時間を設けて全員で事務所内キャビネットの整理整頓お片付けをしています。
今回私が担当することになったマニュアル用キャビネット。

片付け当初、私にはこの状態が当たり前になり過ぎて、一体ここから何をどう片づければよいのか全く見当もつきませんでした。
それでも、15分間の限られた時間。何もしない訳にはいきません。
とにかくまずはファイルの中身を確認しようと、今まで利用したことのないマニュアルを数冊手に取ったところ、ふと、何故か同じ内容のマニュアルが2冊もある事、中身が古すぎてマニュアルとしての機能が果たせていないファイルがあることに気づきました。

そこで、まずは不要なマニュアルを捨てることから始めました。
次に、残ったマニュアルをそれぞれ5つの内容ごとに分類し、個別フォルダーという紙ファイルに書類をはさんで整理ボックスに立てて入れることにしました。
(この収納方法を垂直((バーチカル))ファイリングというそうです)

個別フォルダーは綴じる必要がないため、わざわざ穴をあけたりすることもなく、出し入れが容易にできます。
また、ファイルごとに独立しているため、要らなくなった書類の廃棄もしやすく、見出しが並ぶので必要な書類を探しやすいのもメリットです。

さらにそれぞれの分類ごとに個別フォルダーの色を分けました。
① 建設業関係はクラフトファイルフォルダー
② 建設業以外の許認可は青ファイルフォルダー
③ 入札関係は緑ファイルフォルダー
という感じです。

当初は全てのファイルを白い整理ボックスに入れていましたが、
ここでもう一工夫。
見てすぐに入っている個別フォルダーの分類が分かるように、それぞれの個別フォルダーに合わせた色の整理ボックスを購入し、中に納まっている個別フォルダーの内容をボックスにラベリングしてみました。

分類ボックスを確認し、中の個別フォルダーを取り出すという2ステップで必要なマニュアルを探せる事で、余計な時間をかけずにマニュアルを取り出せるようになり、他のスタッフからもおおむね好評です。

そして何より、この整理整頓片付けを通して、「今の状態で丁度良い。この状態が当たり前だ」と思い込んでいた私は、視点を変えてみること、少しの工夫で、「みんながもっと使い勝手の良い状態にすることが出来る」事に気が付きました。
また今まで当たり前に行っていた無駄な作業も、工夫をすることで効率的に行うことができることに気が付きました。

毎朝の15分間の整理整頓片付けタイムは、単に事務所内を綺麗にする事、物の位置を決めて業務を効率化させる事だけではなくて、頭の中の整理整頓にも役立っています。

2022.07.26
「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の登録代行を始めました!

「建設キャリアアップシステム」は、建設現場で働く技能者(外国籍の方を含む)の日々の就業実績や保有資格、受講した講習を電子的に記録・蓄積するシステムです。
本人確認をした上で、技術者一人ひとりをシステムに登録し、ID付のICカードが交付されるのでICカードが本人を証明します。
システムを活用する事で、技能の公正な評価、工事の品質や生産性向上、現場作業の効率化などにつなげること、さらには技術者を雇用・育成する企業が伸びていける建設業を目指して、建設業共通の制度基盤として、建設業団体と国土交通省が連携して官民一体で推進しています。
【国土交通省HP:建設キャリアアップシステム】
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/ccus_about.html

◆システムに登録することで3つのメリットがあります。
 ① 雇用・育成する企業が成長する事を目指し、技能経験に応じて昇給するなど評価基準を明確化できる。
 ② 評価基準が明確になる事で、技能者がモチベーションを保ちながら意欲的に作業に取組むことができる。
 ③ 登録・蓄積される情報や技能者の能力によって、企業の施工能力を外部へアピールできる。

登録のご負担を軽減できるよう親身にご対応させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
〈登録代行料〉
 ▪事業所登録:30,000円(税別)
 ▪技術者登録:20,000円(税別)/1人
~パソコン操作に不慣れな方やお忙しい方からのご依頼を頂いています~

2021.10.01
死後事務を執り行いました

塚本行政書士事務所は「あんくる行政書士法人」になりました。
そして、法人になって初めての死後事務を執り行いました。

お一人暮らしの90代の女性、仮にお名前を「静子さん」としましょう。
子どもさんを早くに亡くされ、お身内がなく、ずっとおひとりで頑張っておられました。
お年のわりと言っては失礼ですが、とても聡明な方で、ご自分に万が一のことがあったときのことをいろいろと考えておられました。

静子さんが脳梗塞で倒れたとケアマネさんから一方が入ってから、お亡くなりになるまでは、たったひと月、あっという間でした。
身寄りがありませんので、私がお通夜とお葬儀を執り行い、ご遺骨は四十九日まで、お寺で預かっていただくことにしました。
マンションで一人ぼっちではお寂しいですからね。

ひと段落してから、役所に行って年金や健康保険証の手続を済ませました。
あとは四十九日の法要をし、納骨します。
もちろん、大好きだったお母さんとお姉さんと一緒にです。

親族がいなかったり、いても疎遠になっていて遺体の引き取りを拒否されたときは
もし、親族が一切いなかったり、いたとしても疎遠になっていて、遺体の引き取りを拒否されてしまったりした場合には、通常は市役所が遺体を引き取り、火葬・埋葬を行います。
その場合、法律に基づいた最低限の簡素な火葬・供養となり、宗教儀礼である葬儀などは行われません。

また、ご遺骨は、自治体で一定期間保管した後に無縁塚へ合同埋葬されます。
無縁塚へ納骨後はもし遺族が現れたとしても遺骨を取り出すことはできません。

そうならないための「死後事務契約」
死後事務契約は、死後の手続を誰かに頼んでおくことです。
例えば、どこの葬儀会社で葬儀をしたいか、どんな祭壇がいいか、誰に来て欲しいか、家族葬がいいか、散骨して欲しいかなど、ご自分の気持ちを残すことができるのです。
菩提寺がどこであるかも契約書に記載しますから、ご家族と一緒のお墓に眠ることができます。
当法人のホームページに、死後事務契約のことを詳しく書いていますので、そちらも参考にご覧ください。